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介護の仕事Q&A

介護福祉士とは
身体上または精神上の障害があることにより、日常生活を営むのに支障がある人に対し、専門的知識および技術をもって、心身の状況に応じた介護(喀痰吸引等を含む)を行う国家資格取得者です。また、直接的な介護だけでなく、その人やその介護者に対して介護に関する指導を行うなど、これからの福祉を支える資格として期待されています。

Q.どんなところで働くの?

「ありがとう」を育むさまざまな職場があります
faq_05日常生活を営むのに支障がある方の介護やその家族のサポートを行う専門職が介護福祉士です。職場は特別養護老人ホーム、老人保健施設、デイサービスセンター、民間の有料老人
ホームなどの高齢者施設をはじめ、病院や身体障害者、児童養護施設等の福祉施設など、多岐に渡っています。在宅介護を支援するセンターの訪問介護員やその相談にあたる職員、さらに社会福祉協議会や福祉事務所などの行政機関と、さまざまな働き方が選べます。

Q.働きやすい仕事ですか?

faq_061日8時間、週40時間。業務内容も選択可能です
生活施設では夜勤やシフト勤務がありますが、通所施設のデイサービス等は勤務時間が変則的になることは少ないです。また誰でも労働時間は1日8時間と決められていて、その条件は介護の職場も同じです。もちろん介護には体力も不可欠ですが、現在は多彩な福祉用具と正しい介護技術との併用により、肉体的負担も軽減できるようになっています。

Q.賃金はどうでしょうか?

国もよりよい労働環境の向上に力を入れています
faq_07超高齢社会を迎えた日本において、介護福祉士はなくてはならない人材であり、その職場環境をよりよくすることは、国の急務となっています。介護福祉士の初任給は一般企業並みで、けっして賃金が低いというわけではありません。本校は2年間の養成校ですから、基本は短大卒と同等の給与水準の求人票をいただいております。

Q.資格を取るのって難しいのかな?

本校卒業が国家資格取得への確実で一番の近道です
faq_08ケアワーカーとも呼ばれる介護福祉士は国家資格です。資格取得には国家試験に合格する必要があります。(制度移行期間のため特別措置があります※1)また、実務経験で受験する場合は、3年以上で、なおかつ実務者研修を修了した人が受験資格を得ることになります。介護福祉士は現場で経験を積むことも大切ですが、養成校で2年かけて基礎から学び、試験対策を行えば、確実に合格に近づけます。さらに基礎力を身につけておけば、どんな職場でもスムーズに業務に対応できます。また、大学編入や関連分野への進学など、養成校なら将来の選択肢も広がります。

※1 2027年までの卒業生については、卒業後5年間、暫定的に介護福祉士資格が付与されます。その間に国家試験に合格するか、5年間連続して実務に従事することで引き続き介護福祉士の資格を持つことができます。

養成校が資格への確実な近道
実務経験ルートからの受験者には450時間の実務者研修が義務付けられます。2020年の介護福祉士国家試験、社会福祉施設等の受験者の合格率は69.3%で介護福祉士養成施設は80.0%の合格率でした。
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